滝上工が大幅続伸、低採算物件の収益改善で16年3月期業績は計画上振れ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/05/09 09:47
 瀧上工業<5918.T>が大幅続伸。前週末6日の取引終了後、集計中の16年3月期連結業績について、売上高が従来予想の185億円から191億3000万円(前の期比35.1%増)へ、営業利益が13億5000万円から18億8000万円(同2.3倍)へ上振れたようだと発表しており、これを好感した買いが入っている。

 工事進行基準の出来高などで売上高が計画を上回ったことに加えて、各工程で原価管理を推し進めた結果、低採算物件の収益が改善したことなどが要因としている。また、鋼構造物製造子会社が、設計変更の獲得などで増益となることも寄与するという。

 なお、同時に従来4円を予定していた期末配当を6円に引き上げると発表した。年間配当は10円(従来予想8円)となり、前の期に対して1円の増配となる。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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