<動意株・21日>(前引け)=竹内製作所、北日本紡績、東光高岳

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/04/21 12:14
 竹内製作所<6432.T>=大幅高。同社は小型ショベルを主力とする建機メーカーで、売り上げの98%を欧米など海外で占める異色企業。為替の動向が利益面に大きな影響を与えるが、17年2月期の想定為替レートは1ドル=107円、1ユーロ=123円であり、足もと円が売られ、いずれも想定レートよりも円安水準にあることで買い安心感が働いている。

 北日本紡績<3409.T>=ストップ高カイ気配。同社は20日の取引終了後、北陸先端科学技術大学院大学(石川県能美市)ナノマテリアルテクノロジーセンターと、「高分子材機能の発現機構解析とその高性能化」を研究題目とした共同研究契約を締結したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。今回の共同研究契約は、同社が新規事業として取り組んでいる特殊パウダー入りポリエチレン(商品名:カラム)を組み込んだ水質浄化システムや省エネルギー装置に関して、効能効果に関する基礎データの取得と解析、およびその結果に基づいたより明確な理論の構築を行うのが狙い。なお、共同研究期間は来年3月31日まで。また、業績に与える影響は軽微とみている。

 東光高岳<6617.T>=大幅反発で年初来高値更新。同社は20日の取引終了後、集計中の16年3月期連結業績について、売上高が従来予想の1150億円から1151億7000万円(前の期比3.3%増)へ、営業利益が21億円から26億9000万円(同76.4%増)へ、純利益が11億円から15億1000万円(同48.9%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、これを好感した買いが入っている。主に電力機器事業およびエネルギーソリューション事業において、一部案件の売り上げ計上が前倒しとなったことに加えて、全社的な経費削減が想定よりも進展したことなどが寄与したという。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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