今週は変化日を通過する週のため、トレンドに合わせた機動的な売買を【2016/04/18-4/22】

著者:横山利香
投稿:2016/04/16 13:32

短期的には吹いたら売りが賢明か

日経平均株価は4月1日以降、下落基調が続きましたが、4月8日に1万5471円の安値をつけて反転しました。

前回、下落A波が終了すれば戻りのB波に移行するため、戻りの目標株価の目安としては1万6350円プラスマイナス150円としました。リバウンドの勢いが強かったため、あっと言う間の早さで目標株価を達成しました。トレンドフォロー戦略のため刻みますが、次の目標株価は1万6980円プラスマイナス150円です。4月15日に1万6928円の高値をつけましたので、良い水準まで上昇しています。

引き続き、ドル円の動きとNYダウの動きに注目です。

ドル円については、中長期的な円高ドル安トレンドには今の所、変化は見られません。短期的にドル買いが進んだとしても、1米ドル110~111円前後の水準あたりかもしれません。しばらくは、時間をかけて底打ちに向けた動きが続く可能性があります。

また、NYダウについては、短期的なトレンドが転換した可能性も考えられますが、引き続き強い展開です。基調は強いのでしょう。


今後の株価動向としては、B波の後はC波になる可能性があります。現在、上値抵抗線を上にブレイクできない状況が続いていますから、日経平均株価の中長期トレンドは現在の所、変化は見られません。

さらに、今週は変化日を通過する週です。短期的なトレンドが転換する可能性もありますから、トレンドがどう変化するのかを見極めることが大切です。下落C波がいずれ来る可能性を念頭に置き、短期的には、株価の安い時に購入したら、上昇する局面ではしっかりと利益を確定。吹いたら売りで、短期トレードが有効でしょう。トレンドを上にブレイクするかを確認しながら余裕あるトレードを行い、様々な局面に対処できるようにしておくといいかもしれません。

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横山利香
認定テクニカルアナリスト(CFTe)
配信元: 達人の予想