大庄が16年8月期営業利益予想を下方修正、店舗改装・閉鎖の上乗せ響く

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/04/13 16:10
 大庄<9979.T>がこの日の取引終了後、16年8月期の連結業績見通しについて、売上高を701億5000万円から692億5000万円(前期比2.1%減)へ、営業利益を10億1000万円から6億円(同3.2倍)へ下方修正した。

 不採算店のリストラクチャリング策を一層強化し、下期の店舗改装や店舗閉鎖の計画数を大幅に増加させたことで、既存店売上高の減少が見込まれることが要因。また、店舗改装の増加で諸費用の増加が見込まれることや、賞与引当金計上を割り増ししたことも利益を押し下げるという。なお、純利益は固定資産売却益47億6100万円を特別利益として計上する影響で、4億3000万円から17億4000万円(前期20億4900万円の赤字)へ上方修正している。

 同時に発表した第2四半期累計の連結決算は、売上高349億700万円(前年同期比1.4%減)、営業利益6600万円(前年同期5億3400万円の赤字)、最終損益2億800万円の赤字(同4億4300万円の赤字)だった。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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