アキュセラが年初来高値、マンチェスター大学と網膜変性疾患の遺伝子治療技術で独占契約

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/04/05 09:31
 アキュセラ<4589.T>が7日続伸、年初来高値を更新した。同社はこの日、午前8時30分に英国マンチェスター大学と、網膜色素変性症を含む網膜変性疾患の治療に向けた、ヒトロドプシンによるオプトジェネティクス治療(光遺伝学治療)の開発ならびに販売を目的とする独占契約を締結したことを発表した。

 網膜色素変性症は、一つまたは複数の遺伝子変異が、光を捕らえ視覚認知につなげる働きを持つ視細胞(光受容細胞)において、緩やかに進行して変性を引き起こす遺伝性の網膜疾患。世界で140万人が患っていると推定されており、国内では、厚生労働省が難病に指定、現在のところ有効な治療法は存在しない。マンチェスター大学との共同研究を機に、オプトジェネティクスに基づく遺伝子治療の研究を進め、失明をきたす眼疾患の撲滅を目指し全力で取り組む方針。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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