<動意株・16日>(前引け)=トリケミカル研究所、MAGネットHD、ケイアイスター不動産

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/03/16 12:30
 トリケミカル研究所<4369.T>=ストップ高カイ気配。同社は半導体向け化学薬品メーカーだが、スマートフォン向け先端半導体用材料など高水準の需要を背景に業績拡大が続いている。15日取引終了後に発表した17年1月期の単独業績予想は、売上高が57億1000万円(前期比15.2%増)、営業利益は10億8000万円(同49.6%増)、最終利益は7億9000万円(同66.9%増)を見込んでいる。営業利益は16年1月期の倍増に続く5割増益であり、15年1月期比では3倍となる変貌ぶりで、これが株価を強く刺激している。

 MAGねっとホールディングス<8073.T>=ストップ高。15日の取引終了後、連結子会社のジャスティス債権回収の16年3月期第4四半期業績で、特別利益2億7800万円が計上されることになったと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。MAGネットHDの非上場親会社ファイに対して買取債権を有していたが、ファイから当該債権について額面額での支払いを受けたため、回収日現在のジャスティス債権回収の債権簿価と回収金額との差額が債権回収による利益として計上される。

 ケイアイスター不動産<3465.T>=4連騰で上場来高値更新。同社は15日の取引終了後、16年3月期の単独業績見通しについて、売上高を従来予想の363億円から383億円(前期比18.6%増)へ、営業利益を21億円から27億円(同78.8%増)へ上方修正したことが好感されている。分譲事業の売り上げが好調に推移し、特に第4四半期に予算を上回るとみられることが要因としている。また同時に、従来53円を予定していた期末一括配当を67円に引き上げると発表しており、これも好材料視されているようだ。前期300円(15年9月に1対10株の株式分割を実施)に比べ、実質大幅増配となる。

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出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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