WTI原油・CRB指数日足チャート、ダブルボトム形成後の上昇トレンド継続中!
世界的な不安定要素の一つとなっている原油価格の低迷ですが、ここへ来て産油国の生産協議開始(≠減産協議)のニュース等を受け、一時2ヵ月ぶりの高値となる38ドル台(WTI原油)を示現し、日足チャートでは典型的なダブルボトム形成後の上昇トレンドが継続中。
その原油相場とほぼ完全な相関関係にあるCRB指数も同様にダブルボトムを形成し、一旦の底打ちムードがある中、鉄鉱石価格の反発も相俟って特に資源国通貨である豪ドル/米ドルが素直に上への反応を示しています。
先の1月、“コモディティ王”で名高いデニス・ガートマン氏がCNBCの番組内で「現時点で原油をショート(=売り)したいとは思わない。長期間弱気基調が続いてきたが、その時期は終わったと思う。」と発言したことは以前のレポートでもご紹介した通り。
また、“Dr.Gloom(陰鬱博士)”のニックネームを持ち、しばしば極端とも取れる弱気意見を述べることで有名なマーク・ファーバー氏が、2月上旬時点で新興国株はBuying Range(=買い場)であり、特に金鉱株は3~10倍の上昇ポテンシャルがあると明言。
両氏に共通するのは、「2016年は米国株が下落する年になる」との見通し・見解。
“新債券王”ジェフリー・ガンドラック氏の「2016年はドル安の年になる」との見方も含めて総括すると、米国で大統領選が繰り広げられている今年は、米国株もドルも上昇しにくい環境下にあると認識した上で、対ドルでの新興資源国通貨の魅力が増すと考えてもいいかも知れません。
その原油相場とほぼ完全な相関関係にあるCRB指数も同様にダブルボトムを形成し、一旦の底打ちムードがある中、鉄鉱石価格の反発も相俟って特に資源国通貨である豪ドル/米ドルが素直に上への反応を示しています。
先の1月、“コモディティ王”で名高いデニス・ガートマン氏がCNBCの番組内で「現時点で原油をショート(=売り)したいとは思わない。長期間弱気基調が続いてきたが、その時期は終わったと思う。」と発言したことは以前のレポートでもご紹介した通り。
また、“Dr.Gloom(陰鬱博士)”のニックネームを持ち、しばしば極端とも取れる弱気意見を述べることで有名なマーク・ファーバー氏が、2月上旬時点で新興国株はBuying Range(=買い場)であり、特に金鉱株は3~10倍の上昇ポテンシャルがあると明言。
両氏に共通するのは、「2016年は米国株が下落する年になる」との見通し・見解。
“新債券王”ジェフリー・ガンドラック氏の「2016年はドル安の年になる」との見方も含めて総括すると、米国で大統領選が繰り広げられている今年は、米国株もドルも上昇しにくい環境下にあると認識した上で、対ドルでの新興資源国通貨の魅力が増すと考えてもいいかも知れません。