三井不など不動産株が切り返す、マイナス金利環境で見直し機運

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/03/08 14:08
 三井不動産<8801.T>三菱地所<8802.T>住友不動産<8830.T>など大手不動産株がいずれもプラス圏に切り返しているほか、大京<8840.T>東京楽天地<8842.T>コスモスイニシア<8844.T>住友不動産販売<8870.T>なども小幅ながら買い優勢の展開。不動産セクターは業種別騰落率で値上がり最上位となり全体相場の下げ幅縮小にひと役買っている。

 日銀が導入を決定したマイナス金利は2月16日から実施、きょうは10年物、20年物、30年物国債利回りいずれも過去最低を記録するなど、金利低下が一段と顕著となっている。借入金の金利負担軽減や調達金利コストの低下、さらに銀行の間で住宅ローン金利引き下げ合戦の様相を呈すなか、不動産セクターにはかつてない順風環境にある。銀行売りの不動産買いの構図は今の株式市場の実態を示す流れとなっている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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