ソルクシーズが後場上げ幅を拡大、銭高組と共同でエネルギーマネジメントシステム開発

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/03/07 12:53
 ソルクシーズ<4284.T>が後場上げ幅を拡大している。この日正午ごろ、子会社のイー・アイ・ソルが銭高組<1811.T>と共同でIoT(モノのインターネット)を用いた山岳トンネル工事の安全管理と省エネルギー化を連動させるエネルギーマネジメントシステム「TUNNEL EYE(トンネルアイ)」を開発したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

 同システムは、トンネル現場に配置した複数の組込型制御端末を使用し、入坑者の位置や、ガス濃度、作業工程の監視などの安全管理データや使用電力量を収集。その情報を遠隔地のサーバーで保存・分析することで、工事照明や換気ファンなどの主要な電気機器を適した状態に自動制御するという。また、使用電力量を可視化することで、省エネルギー化にもつながるとしている。

 既に、銭高組が施工する「高松自動車道 志度トンネル工事」のトンネル掘削現場に導入しており、工事で使用する電力の約2割削減を見込むとしている。なお、同システムの販売は4月からイー・アイ・ソルが行う予定で、初年度1億円の売り上げを見込んでいる。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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