明日の東京株式市場見通し
4日の東京株式市場は、日経平均株価が今年初の3日続伸で迎える週末とあって、利益確定の売りが先行し上昇一服となりそうだ。きょうまでの3日続伸で、日経平均株価は短期間に合計933円の大幅上昇をみせており、米2月の雇用統計の発表を目前にしてポジション調整の心理が優勢となりそうだ。ただ、中期的には循環物色の機運が高まりをみせており、押し幅は限定的となる可能性が高い。
市場関係者からは「きょう朝方は、外国為替市場での円高・ドル安進行を嫌気して売りが先行したにもかかわらず、欧米市場で銀行株が買い進まれた流れを引き継いで、銀行株に物色の矛先が向き、これが全般相場を押し上げるかたちとなった。また、これまで値動きの芳しくなかった海運、鉄鋼などにも買いが広がり、地合いの強さをみせた」との見方が出ていた。
3日の東京株式市場は寄り付きこそ日経平均株価が安く始まったものの、その後は買い優勢となり、後場に入っても勢いは衰えず、ほぼ高値引けとなった。日経平均株価終値は前日比213円61銭高の1万6960円16銭と3日続伸。心理的フシ目の1万7000円に肉薄してきた。
市場関係者からは「きょう朝方は、外国為替市場での円高・ドル安進行を嫌気して売りが先行したにもかかわらず、欧米市場で銀行株が買い進まれた流れを引き継いで、銀行株に物色の矛先が向き、これが全般相場を押し上げるかたちとなった。また、これまで値動きの芳しくなかった海運、鉄鋼などにも買いが広がり、地合いの強さをみせた」との見方が出ていた。
3日の東京株式市場は寄り付きこそ日経平均株価が安く始まったものの、その後は買い優勢となり、後場に入っても勢いは衰えず、ほぼ高値引けとなった。日経平均株価終値は前日比213円61銭高の1万6960円16銭と3日続伸。心理的フシ目の1万7000円に肉薄してきた。