<動意株・3日>(前引け)=エヌ・ピー・シー、栃木銀、アイビーシー

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/03/03 11:41
 エヌ・ピー・シー<6255.T>=ストップ高カイ気配。同社は中国の太陽光パネル出荷量で世界トップに位置するトリナ・ソーラーと太陽光パネルの受託加工契約を締結(契約期間は今年4月から18年12月まで)したことを発表しており、これが投機資金を呼び込むかたちとなった。株価は160~170円のゾーンで底練りを続けていたことで、売り物がこなれていたことも上げ足を軽くしている。

 栃木銀行<8550.T>=大幅続伸。同社は栃木の中小企業や個人を主要顧客としており、マイナス金利の導入は収益に逆風だが、株価は指標面の割安さが際立つ。PBRはわずかに0.3倍台にとどまっていることで、地銀再編思惑が顕在化するなかで注目される可能性がある。そのなか同社は2日、発行済み株式数の8.8%に相当する1000万株、45億円を上限とする自社株買いを発表しており、これによる株式需給関係の改善と1株当たり株式価値向上に対する期待が買いを呼び込んでいる。

 アイビーシー<3920.T>=ストップ高カイ気配。前日も値幅制限いっぱいまで買われており、1日に発表したSkeed(東京都目黒区)との合弁会社設立が引き続き材料視されているようだ。Skeedは、P2P自律分散ネットワーク技術をベースに、IoT時代におけるネットワーク基盤の技術開発および事業化に向けてさまざまな活動を推進している企業。合弁会社は新しいIoT情報基盤の開発および提供、またP2P技術の応用におけるブロックチェーン(分散台帳技術)などの先端的技術を開発することを目的に、4月の事業開始を予定している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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