ドル円、神経質な展開・・・・・

Ｇ20は無風か？・・・

昨日の海外市場では、欧州時間には上海株が引け際に下げ幅を拡大し、原油価格も大きく下落した事で、ドル円は一時、112円割れを試す展開となりました。

しかし、米耐久財受注が予想を上回った事からドルが買い戻され、主要産油国の3月会合開催の思惑も加わって、原油相場も急反発。これを受けて、ドル円は一時、113円台を回復する動きに転じました。

本日の東京時間にも、日経平均株価が大幅続伸となり、ドル円も113.20円台まで上値を伸ばす動きとなりました。しかし、株価が引け際に伸び悩んだ事から、ドル円は、現在、112円台後半に反落しています。

この後の海外市場では、米ＧＤＰ改定値やコアＰＣＥ価格指数等の発表が予定されており、神経質な展開が続きそうです。上海Ｇ20に関しては、目新しい合意がなされる可能性は低く、無風で終わると思われます。