田辺三菱が反発、ワクチンなど好調で16年3月期業績予想を上方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/02/04 10:54
 田辺三菱製薬<4508.T>が反発。3日の取引終了後、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の4180億円から4290億円(前期比3.3%増)へ、営業利益を820億円から920億円(同37.0%増)へ上方修正したことが好感されている。ワクチンなどが好調なほか、ノバルティス社に導出した多発性硬化症治療剤「ジレニア」やヤンセンファーマシューティカルズ社に導出した2型糖尿病治療剤「インヴォカナ」などのロイヤルティー収入が順当に推移していることなどが要因。また、開発経費などの研究開発費を中心に販管費が想定を下回っていることも寄与するという。

 なお、あわせて発表した第3四半期累計(15年4~12月)決算は、売上高3409億2500万円(前年同期比6.6%増)、営業利益919億400万円(同44.5%増)だった。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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