<動意株・1日>(前引け)=ソニー、黒崎播磨、リニカル

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/02/01 12:23
 ソニー<6758.T>=大幅高。同社が29日の取引終了後、16年3月期第3四半期累計(15年4~12月)の連結決算を発表し営業利益は前年同期比2.3倍の3870億7000万円と大幅増益となったことが好感されている。デバイス部門の収益は悪化したが、プレイステーション4のソフトウエアやゲーム機の販売台数が伸びゲーム&ネットワークサービス分野が増収増益となった。また、映画分野も堅調だった。未定としていた期末配当は10円とし、年間では20円(前期は無配)とする。

 黒崎播磨<5352.T>=続急伸。1月29日の取引終了後、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の1160億円から1150億円(前期比4.1%増)へ下方修正した一方、営業利益を47億円から53億円(同37.9%増)へ、純利益を29億円から35億円(同2.2倍)へ上方修正したことが好感されている。主要得意先である鉄鋼業界の生産調整継続を受けて、耐火物需要が減少していることから売上高は下方修正したが、コストダウンのさらなる進展や為替の変動で利益面は上方修正された。

 リニカル<2183.T>=急騰。昨年12月24日以来の2000円台を回復。前週末1月29日の取引終了後、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の65億8600万円から75億1000万円(前期比54.1%増)へ、営業利益を12億3500万円から17億2400万円(同96.8%増)へ上方修正したことを好感。主力事業であるCRO(臨床試験受託)事業において、グローバル化を強力に推進したことで、国内案件、海外案件および国際共同治験のいずれも受注が好調を維持したことに加えて、これに伴い海外子会社の採算が大幅に改善したことが要因。

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出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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