ＳＭＳが１６年３月期営業利益予想を上方修正、ＭＩＭＳグループ連結化が寄与

　エス・エム・エス<2175.T>がこの日の取引終了後、１６年３月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の１８８億８１００万円から１９１億２００万円（前期比２６．９％増）へ、営業利益を２７億２００万円から２７億４０００万円（同３１．８％増）へ上方修正した。昨年１０月にアジア・オセアニア地域１２カ国と香港で医薬情報サービスを展開するＭＩＭＳグループを買収したことが要因。ただ、ＭＩＭＳグループの法人税等や非支配株主に帰属する利益が差し引かれることで、純利益は２３億６００万円から２２億６５００万円（同２４．２％増）へ下方修正している。

　なお、発表した第３四半期累計（１５年４～１２月）決算は、売上高１２８億４２００万円（前年同期比２０．４％増）、営業利益１５億７２００万円（同１６．７％増）、純利益１３億７１００万円（同０．５％減）だった。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）