アンジェスが一時5.6%高、薬剤溶出型カテーテルと製造方法に関する特許が米国で成立

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/01/21 09:52
 アンジェス MG<4563.T>が反発し、一時、前日比13円(5.6%)高の247円まで買われる場面があった。20日の取引終了後、同社とホソカワミクロン<6277.T>およびメディキット<7749.T>の3社共同で出願していた、薬剤溶出型カテーテルおよびその製造方法に関する特許が米国で登録されたと発表しており、これを好材料視した買いが入った。

 同特許は、アンジェスが開発した核酸医薬NF-κBデコイオリゴDNAをホソカワミクロンが開発したPLGAナノ粒子に封入し、メディキットのバルーンカテーテルのバルーン部の外表面に塗布した製品を製造するための用途特許。抗炎症作用を持つNF-κBデコイオリゴDNAを塗布することで、バルーン拡張によって引き起こされる血管炎症の抑制や、血管の再狭窄までの期間の延長および外科的手術の回避が期待されるというもの。既に日本では特許が成立し、欧州、中国、韓国でも出願審査中としている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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