<注目銘柄>=キョウデン、積極的な中期計画を評価

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/01/08 10:53
 キョウデン<6881.T>は、プリント配線基板主力の中堅メーカーで、試作品用が主体。16年3月期第2四半期累計(4~9月)は2ケタ増収、2ケタ営業増益で通過。16年3月期通期も前期比11.3%増収の505億円、同20.2%営業増益の17億円の見通しにある。決算発表と同時に中期計画も策定し、19年3月期に売上高600億円、営業利益44億円の目標を打ち出している。発行済株式数に変化がなく、計画達成となれば1株利益は42円(今期計画は22.52円)に跳ね上がる可能性がある。時価はPER9倍台、PBR0.9倍台と依然として割安水準。

 また、M&Aを積極化させているが、今後もM&Aを中心とした新規事業展開を継続していく方針で、航空宇宙機器を強化していく姿勢も強めており、「宇宙関連」の一角としての位置付けも必要となりそうだ。

 株価は昨年12月下旬から年初にかけての急騰後に、全般地合いの軟調もあり調整基調となっている。210円を下回る場面は買い好機となりそうだ。(朱)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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