長期的な成長が期待できる銘柄
同社は、美容系総合ポータルサイト「@cosme(アットコスメ)」の企画・運営と関連広告サービス、マーケティングリサーチサービスを提供しています。このほか子会社において、独自のデータベースを活用したネット広告、小売(EC/店舗販売)・美容支援、アジアにおけるマーケティングサービスなどいくつもの事業を展開しています。
1999年の設立以来、「@cosme」に掲載された商品情報、クチコミ、ユーザー情報などが蓄積されてきました。これを全てデータベース化しており、この独自のデータベースは化粧品メーカーでは得ることができないものとなっています。化粧品メーカーももちろん顧客情報は持ちますが、口コミを含む情報というのは同社ならではのデータベースなのです。そしてこのビッグデータを活用したサービス開発・提供能力は、同業他社にはない強みと言えます。
さらにこのデータベースはオンラインだけではなく、オフライン(つまり実店舗での販売)にも活用している点もEC化率が低い化粧品市場において注目すべき点で、同社自慢のデータベースは「@cosme」だけではなく、実店舗での購買データも含まれます。いわゆるオムニチャネルで成功している点も評価したいところだと思います。
このようなビジネスモデルを持つ企業は、部分的にはカカクコムがあたりますが、化粧品は同社だけでほぼ独走状態となっています。ちなみに、「ヤフービューティ」でも似たサービスがありますが、これも同社が提供しているとのこと。
中国では、既にプラットフォームが存在したため、卸での参入になりました。そのため利益率は薄くなるものの、化粧品市場規模の大きさ、EC成長率の急速ぶりを鑑みると大きな収益源となるに違いありません。大きな競合もなく、成長するEC市場の中で事業展開を進めているため、業績は好調ですし中長期的な見通しも明るいと思います。
1999年の設立以来、「@cosme」に掲載された商品情報、クチコミ、ユーザー情報などが蓄積されてきました。これを全てデータベース化しており、この独自のデータベースは化粧品メーカーでは得ることができないものとなっています。化粧品メーカーももちろん顧客情報は持ちますが、口コミを含む情報というのは同社ならではのデータベースなのです。そしてこのビッグデータを活用したサービス開発・提供能力は、同業他社にはない強みと言えます。
さらにこのデータベースはオンラインだけではなく、オフライン(つまり実店舗での販売)にも活用している点もEC化率が低い化粧品市場において注目すべき点で、同社自慢のデータベースは「@cosme」だけではなく、実店舗での購買データも含まれます。いわゆるオムニチャネルで成功している点も評価したいところだと思います。
このようなビジネスモデルを持つ企業は、部分的にはカカクコムがあたりますが、化粧品は同社だけでほぼ独走状態となっています。ちなみに、「ヤフービューティ」でも似たサービスがありますが、これも同社が提供しているとのこと。
中国では、既にプラットフォームが存在したため、卸での参入になりました。そのため利益率は薄くなるものの、化粧品市場規模の大きさ、EC成長率の急速ぶりを鑑みると大きな収益源となるに違いありません。大きな競合もなく、成長するEC市場の中で事業展開を進めているため、業績は好調ですし中長期的な見通しも明るいと思います。