円高に強みある内需・個人消費関連株

著者:木村佳子
投稿:2015/12/26 15:18

グループ力でフインテック・ビジネスにも期待

セブン&アイHD<a href=<3382>の12月25日までの株価情報 ヤフーファイナンスより作成" src="/uploads/549298/normal/d4284826f.png" />




セブン&アイHD<3382>はコンビニエンスストア、総合スーパー、百貨店、レストラン、銀行、ITサービスなど幅広い業態を擁する総合流通グループです。

業績面での材料は3-11月期営業利益が2600億円程度となり、前年同期比約5%増になる模様との観測から25日株価上昇をみています。
好調なセブンイレブンに対し、イトーヨーカ堂には経営課題があるようですが、来年の電力自由化におけるコンビニの商機拡大チャンス(いち早く電力自由化を取り込んだ戦略を発表したコンビにも登場)に加え、フインテック・ビジネスを展開する上で強みを持つグループ力にも注目が集まりそうです。

フインテックとは金融ビジネス革命ともいえるもので、消費者をワンIDでその消費動向をデータ化できれば、販売から決済、融資までグループ総力でビジネス化できるため、目下、セブン&アイはじめ競合他社がこぞって有利化に経営資源を投入しています。

その観点からも有望関連株で長目してみたいと思います。

ただし、どんな株でも高値で買っては利確チャンスが遠のきます。同社も5400円以下狙いが買い目標水準として妥当ではないかと思います。
とりあえずの売値目標は5500円回復あたり。
もう少し時間をかければ5600~5700円台達成を目標にすえたいと思います。
配信元: 達人の予想

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