日経平均3万円は天竺か

情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。


株日記は「米国株について」を朝の8時頃

「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


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11月17日 水曜日

日本株について
本日の日経平均株価は、119円安の29688円で取引終了。
良好な外部環境を受けて買いが先行するも、すぐ右肩下がりになってしまい133円安で前引け。後場は安値圏で動かず。

〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は2兆7424億円、出来高は11億7339万株。
値上がり銘柄数は410、値下がり銘柄数は1706、変わらずは67銘柄でした。

〇東証1部の業種別ランキング
5業種が上昇、28業種が下落
上昇率の高い順
鉱業、精密機器、海運、金属、電気機器

下落率の高い順
空運、サービス、水産・農林、倉庫・運輸、小売

〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は50、値下がり銘柄数は172、変わらずは3銘柄でした。
上昇率の高い順
(6988)日東電工 3.62%高
(7735)SCREENホールディングス 3.53%高
(7269)スズキ 3.43%高
(8035)東京エレクトロン 3.31%高
(6857)アドバンテスト 3.23%高

下落率の高い順
(5541)太平洋金属 5.34%安
(7205)日野自動車 4.61%安
(6098)リクルートHD 4.61%安
(4324)電通G 3.74%安
(7911)凸版印刷 3.37%安

〇米国株による影響
米国株についての詳しい内容は、朝に更新している「米国株について」をご覧下さいませ。

ダウ平均 0.15%高(54ドル高)
ナスダック 0.76%高
S&P500指数 0.39%高

ダウ平均は本日も方向感出ず、騰がると売られ下がると買われる展開。午後の下放れは気になるところですが、3指数揃っての上昇は日本株にプラス材料。

ハイテクにプラス材料
ハイテク比率の高いナスダックが他2指数と比べて大きく上昇しています。これは日本のハイテクにプラス材料。

半導体にプラス材料
米国株では半導体関連が買われています。ダウ構成銘柄のインテルは0.58%高、他、クアルコムは取引開始から引けまで右肩上がりになって7.89%高と急騰。AMDも4.07%高と急騰。これは日本の半導体にプラス材料。

〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 0.34%安
ドイツ(DAX) 0.61%高
フランス(CAC) 0.34%高

イギリスは下げていますが、ドイツとフランスが連日で過去最高値更新。日本株に少しプラス材料。

〇ドル円相場による影響
1ドル114円後半まで円安進行、115円台が視野に入りました。10月下旬からの上値を突破したことで、円安に弾みがついています。株と為替は連動することも多い為「株が先か、為替が先か」となりますが、円安株高、株高円安という良いサイクルになるかもしれません。

〇反落
良好な外部環境、とくに円安効果が大きくなると考えていました。外需関連が相場をけん引、続伸を予想していましたが結果は反落。買い先行の後は右肩下がり。後場も戻らず弱い展開でした。

〇日経平均3万円は天竺か
遠いようで近い、近いようで遠い。
3万円を前に、モジモジした展開が続いています。

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