やっと底値が固まり、危機的な状況を抜けつつあると思います。
その理由として、
(1) 何度も繰り返して言うが日経平均が前回のバブル破裂時を下回り、6000円台になる実質的な理由は何一つない。
(2) ダウは10/23以降、買い優勢となりディストリビューションは起こっていない。日本株も実際は内需を中心に10/10で下げ止まっている。
(3) 日経平均は7000円を切ったときに大量の年金買いが入り、これ以上、投機的に好きな事はさせないという強い意志表示を示した(S氏の相場観参照)
後、今までの日記にも何度となく触れましたが、今回、5000円台とかもありえると言ったアナリストは自分たちの資質を恥じてプロを止めるべきです。今回の事で、ほんとにこれだけイカガワシイ人たちがアナリストとして仕事をしているとは驚きでした。
あの状況で5000円台とコメントすることは有害以外の何物でもなかったと思います。それは、火事などの致命的な事故が発生してみんなが絶体絶命の時に、”全員死ぬかも”って言っていていたずらに不安を煽るのと一緒で、下手すれば全員混乱して、全滅させてしまう可能性すらあったのです。彼らはただ混乱していただけで、そこに信念みたいなものは全く感じられませんでした。
最後に底値は固まりつつあると思いますが、株価が急騰した時に飛びつくことだけは止めましょう。現段階では急落する理由もないですが、急騰する理由もまたないのです。