アサヒビールが「マルエフ」を２８年ぶりに復活させ第２の柱に

[TAROSSAさん]

アサヒビールは、「マルエフ」の通称で知られる伝統的なブランド「アサヒ生ビール」の家庭用販売を再開すると発表したそうです。

一部の飲食店で扱っていますが、缶の通年商品では約28年ぶりの復活で、14日に全国で発売するそうです。

2026年まで段階的に続くビール減税を見据え、主力の「スーパードライ」に次ぐ第２の柱に育てるようです。

スーパードライの年間約6500万箱（20年実績、1箱は大瓶20本分）には及ばないですが、5年後には年1千万箱の販売をめざすようです。

1900年発売の商品が源流で、現行品は1986年に市場に投入したそうです。

翌年発売のスーパードライの大ヒットに伴って生産ラインの大半を譲り、1993年に缶はいったん販売を終えたそうです。

たる生ビールは現在約４千店が提供し、現行品を開発した当時の社内呼称だったマルエフの名でファンに親しまれているそうです。

３５０ml入り缶の店頭想定価格は219円だそうです。

辛口のスーパードライとは異なるまろやかな味わいが特徴で、ゆったりとくつろいで飲みたい人の需要に応えるようです。

今年11月には「黒生」の缶商品の販売も全国で再開するとのことです。

スーパードライに押し出されて市場から撤退した商品をどうやって第２の柱に育てていくんでしょうね。

成長を見守りたいですね。

2502：5,309円