投資歴20年のmasaさんのブログ
日経平均暴騰は大歓迎ですが、冷静かつ慎重に見ておくことも大切
情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
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9月8日 水曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、265円高の30181円で取引終了。
100円ほど下げて寄り付きますが、右肩上がりになって245円高で前引け。後場は一旦売られた後に再び買い戻されて高値圏まで上昇しました。
〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は3兆6724億円、出来高は13億2022万株。
値上がり銘柄数は1599、値下がり銘柄数は474、変わらずは116銘柄でした。
〇東証1部の業種別ランキング
28業種が上昇、5業種が下落
上昇率の高い順
情報・通信、パルプ・紙、金属、銀行、サービス
下落率の高い順
その他製品、空運、水産・農林、海運、食料品
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は174、値下がり銘柄数は48、変わらずは3銘柄でした。
上昇率の高い順
(5411)ソフトバンクG 4.64%高
(4519)ニコン 4.18%高
(9062)楽天G 3.89%高
(1333)GSユアサ コーポレーション 3.76%高
(2502)T&Dホールディングス 3.64%高
下落率の高い順
(9984)JFEホールディングス 1.94%安
(7731)中外製薬 1.86%安
(4755)日本通運 1.48%安
(6674)マルハニチロ 1.26%安
(8795)アサヒグループHD 1.26%安
〇米国株による影響
ダウ平均 0.76%安(269ドル安)
ナスダック 0.07%高
S&P500指数 0.34%安
軟調な展開は日本株に少し売り材料。ナスダックは過去最高値を更新しましたが、僅か0.07%高では弱い買い材料だと考えていました。
〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 0.53%安
ドイツ(DAX) 0.56%安
フランス(CAC) 0.26%安
欧州株は全面安。主要3市場も揃って反落。今まで日本株を買ってきた欧州投資家も、一旦売り出してくる可能性があると思っていました。
〇ドル円相場による影響
朝は1ドル110円台を回復していましたが、再び割り込む可能性もありますので株式相場への影響は少ないと考えていました。その後、ドル円相場は大きく動かず。
株と為替は連動することが多いので「株が先か、為替が先か」になりますが、110円後半まで円安が進むようだと株買い材料。
〇GDPは市場予想を上回る
4-6月期のGDP改定値は、前期比0.5%増になりました。
速報値の0.3%増から上方修正。年率では1.9%増となり、こちらも上方修正。
〇大商いが続いています
売買代金は3兆6724億円まで膨らみ、連日の大商い。
株価が暴騰しているだけに、買いと売りが激しくぶつかり合っています。
〇5か月ぶりの3万円台回復
8営業日続伸で、5ヶ月ぶりの3万円台を回復しました。
〇2銘柄の影響を除けば上値は重かった
短期急騰しているうえ、欧米株が軟調なので利益確定の動きが増えて上値は重くなると予想していました。結果は、265円高(0.89%高)となりましたが、ソフトバンクG、東京エレクトロン、アドバンテストの3銘柄で日経平均を136円押し上げていますから、これを差し引くと上昇率が高いとはいえません。
直近の日経平均は凄い上昇になっています。
そんな時は、好材料をが多く指摘されて「上昇し続ける」ような雰囲気になりがち。一方、株価が暴落すると悪材料が多く指摘されて「下落し続ける」ような雰囲気になるものです。(雰囲気=相場全体の雰囲気です)
保有株があるので嬉しい誤算(上昇)は大歓迎ですが、冷静かつ慎重に見ておくことも大切だと思っています。騰がり続ける株はありませんので。
チャートを含めた全ての表示はブログで、ご覧下さいませ。
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