新型コロナウイルス禍で落ち込んだペットボトル飲料の販売が復調し、値下げの抑制や、採算性が低い自動販売機の配置を見直したことも利益を押し上げたようです。
売上高は1057億円だったそうです。
足元の22年4月期から「収益認識に関する会計基準」を適用しているため、前年同期と単純比較できないですが、基準をそろえて試算すると、増収になったようです。
2020年5~7月期はコロナの感染拡大で外出自粛の動きが広がり、利益率の高い小型ペットボトルの販売が振るわなかったそうです。
2021年5~7月期は前年同期と比べると、都市部を中心にコンビニエンスストアや自動販売機の利用者が増えたようです。
このため、日本茶など飲料の販売が拡大したそうです。
在宅勤務の浸透により、ティーバッグなど茶葉の販売も伸び、ワクチン接種が進んだ米国ではスーパーなどの販売が好調だったそうです。
営業利益は50%増の63億円となったそうです。
タリーズコーヒー事業は都心や駅に近い店舗で客足が戻り、黒字転換したそうです。
運送費などコストの抑制も寄与したようです。
この勢いが年度末まで続くといいですね。
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