日経平均は買い戻しの自律反発で大幅高

情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。


株日記は「米国株について」を朝の8時頃

「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


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8月23日 月曜日

日本株について
本日の日経平均株価は、480円高の27494円で取引終了。
大きく上昇して寄り付いた後も右肩上がり。後場は上値重くなりましたが、売り込まれることなく高値を維持しました。


〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は2兆3103億円、出来高は9億4416万株。
値上がり銘柄数は1939、値下がり銘柄数は201、変わらずは50銘柄でした。

〇東証1部の業種別ランキング
鉱業が変わらず、他32業種は全て上昇しています。
上昇率の高い順
海運、輸送用機器、電気機器、機械、倉庫・運輸

〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は198、値下がり銘柄数は23、変わらずは4銘柄でした。
上昇率の高い順
(6902)デンソー 6.61%高
(9107)川崎汽船 6.32%高
(9104)商船三井 5.42%高
(9101)日本郵船 4.53%高
(9766)コナミHD 4.21%高

下落率の高い順
(5406)神戸製鋼所 1.71%安
(5232)住友大阪セメント 1.55%安
(1801)大成建設 1.54%安
(9984)ソフトバンクG 1.07%安
(5706)三井金属鉱業 0.78%安

〇米国株による影響
ダウ平均 0.65%高(225ドル高)
ナスダック 1.19%高
S&P500指数 0.81%高

ダウ平均の上昇率は控えめですが、主要3指数が揃って反発した展開は日本株にプラス材料。

ハイテクにプラス材料
ハイテク比率の高いナスダックが1%を超える上昇になっている為、日本のハイテクにも買い戻し。業種別では電気機器が上昇率3位になっています。

〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 0.41%高
ドイツ(DAX) 0.27%高
フランス(CAC) 0.31%高

主要3市場の上昇率も控えめですが、日本株にプラス材料。

〇自律反発
7営業日の下げ幅は1000円を超えており、また大きな節目(大きな抵抗になりやすい)27000円まで下げています。そこで欧米株高とくれば押し目買いする投資家も増えました。

米国株の項でも書いていますが、自律反発後の急反落には少し注意したいところです。
----- 書いていた内容です -----
続伸すれば良いですが、自律反発後の急落もよくあることなので要注意。

自律反発後の急落とは
大きく下落すると、値ごろ感から打診買いが入ります。ここで反発することを自律反発といいます。但し、株価が戻ると含み損に耐えていた投資家による戻り売りも出てきますから、この売りが多ければ急反落。
----- ここまで -----

〇トヨタ・ショックは一服
「トヨタ・ショック」については、前週末の株日記に書いています。
前週末は、トヨタ自動車の大規模な減産による業績悪化懸念で警戒感が膨らみ、他の自動車および自動車部品関連銘柄にも売りが波及。とくに、系列自動車部品が大幅安になっていました。

本日は一転して買い戻し優勢の展開に。
トヨタ・ショックも一服という印象。業種別では輸送用機器が上昇率2位でした。

〇海運株が急反発
「独り勝ち」ともいえる株価暴騰から、直近の株価は急落。本日は再び勢いづいて急反発しました。業種別でも海運が上昇率トップになっています。また、日経平均採用海運3銘柄も、2位、3位、4位と上位に並びました。

〇嬉しい誤算
欧米株が打診買い程度で上昇率も控えめ。これを受けて、日本株でも打診買い程度となり日経平均は27300円程度の上昇を予想していましたが、27494円まで上昇。予想を超える上昇で嬉しい誤算になりました。


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