トヨタショック

情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。


株日記は「米国株について」を朝の8時頃

「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


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8月20日 金曜日

日本株について
本日の日経平均株価は、267円安の27013円で取引終了。
前場は前日値付近で1時間ほど揉み合った後に下放れ。後場もジリ安となり1%近い下げ幅になりました。


〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は2兆8305億円、出来高は12億3197万株。
値上がり銘柄数は693、値下がり銘柄数は1411、変わらずは85銘柄でした。

〇東証1部の業種別ランキング
7業種が上昇、26業種が下落
上昇率の高い順
電気・ガス、陸運、小売、その他製品、食料品

下落率の高い順
海運、輸送用機器、非鉄金属、鉄鋼、ガラス・土石

〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は63、値下がり銘柄数は161、変わらずは1銘柄でした。
上昇率の高い順
(2802)味の素 2.65%高
(9501)東京電力HD 2.48%高
(4568)第一三共 2.44%高
(9008)京王電鉄 2.24%高
(5803)フジクラ 2.24%高

下落率の高い順
(6902)デンソー 8.83%安
(9101)日本郵船 8.42%安
(9107)川崎汽船 8.15%安
(9104)商船三井 8.11%安
(7201)日産自動車 7.25%安

〇米国株による影響
ダウ平均 0.19%安(66ドル安)
ナスダック 0.11%高
S&P500指数 0.13%高

ダウ平均は僅かな下落とはいえ、300ドル程の値幅で乱高下する荒れた展開。投資家心理と需給関係が乱れている為、警戒する投資家が増えそうです。これは手仕舞いと手控えにつながります。

〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 1.54%安
ドイツ(DAX) 1.25%安
フランス(CAC) 2.43%安

欧州全面安、主要3市場も揃って大きく下げていますが、前日に損失補てんの日本株売りを出しているはずなので、本日の欧州株下落による影響は限定的。

----- 前日に書いていた内容です -----
米国株の後半失速を織込んでいない為、明日は売られるかもしれません。明日の欧州株安に備え、欧州投資家による「損失補てんの日本株売り」が出たかも。
----- ここまで -----

〇トヨタショック
前日の14時30分過ぎに、9月の世界生産を計画比で4割減らすことが報じられると、トヨタ自動車は4.42%安まで急落。日経平均も下げ幅を拡大させました。東南アジアによる新型コロナの感染拡大による部品調達難と半導体不足などが影響。国内では、8月24日から全14工場のほぼ全ての稼働を停止すると発表しています。但し、今3月期通期生産計画の930万台、前期比14%増は据え置き。

本日もトヨタ自動車は4%を超える大幅安。
大規模な減産による業績悪化懸念で警戒感も膨らみ、他の自動車および自動車部品関連銘柄にも売りが波及しています。とくに、系列自動車部品が大幅安に。

〇海運株に利益確定の売りが出続けています
好業績を背景に株価は暴騰していましたが、目先の天井に到達すると大きく下落。そうなると、いち早く降りようとする動きも増えますので(株価が下がって含み益が減らないうちに)、下げに拍車がかかります。

〇日経平均は27000円で下げ止まり

大きな節目は大きな抵抗になります。
株価が節目の上にある時は下値抵抗、株価が節目の下にある時は上値抵抗に。

経験則通り、本日は27000円が下値抵抗になって下げ止まり。但し、そこから反転して上昇するのか下抜けるかは相場環境によりますので、今は正念場といえそうです。


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