今後の回復を見込んで2022年3月期の業績予想は130億円の黒字で据え置いたそうです。
コロナ禍前の2019年4~6月期と比べると、今期の鉄道旅客収入は定期券販売が13%減だったのに対し、定期外が45%減となり、通勤通学では需要が戻ってきた一方で、一般の人の移動はまだまだ抑えられているようです。
事業別では、営業損益ベースで交通事業が17億円の赤字、観光部門を含むレジャー・サービス事業で31億円の赤字となったそうです。
マンション建設や駅前開発を積極的に進めている不動産事業は26億円の黒字だったそうです。
記者会見した古橋幸長財務部長は「(鉄道利用の回復が)少しゆるやか。ワクチン普及による改善に期待している」と述べたそうです。
鉄道事業はどこの会社もまだまだ苦戦しているようですね。
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