日経平均は3連休を前に上値重く

情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。


株日記は「米国株について」を朝の8時頃

「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


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8月6日 金曜日

日本株について
本日の日経平均株価は、91円高の27820円で取引終了。
取引開始から15分で150円ほど上昇しますが、10時には前日値まで下がってくる「往って来い」。後場は買い戻されるも上値は伸びず、値幅もごく僅か。


〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は2兆4316億円、出来高は9億9169万株。
値上がり銘柄数は1055、値下がり銘柄数は1025、変わらずは109銘柄でした。

〇東証1部の業種別ランキング
18業種が上昇、15業種が下落
上昇率の高い順
パルプ・紙、石油・石炭、精密機器、鉱業、非鉄金属

下落率の高い順
その他製品、倉庫・運輸、ゴム、水産・農林、金属

〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は132、値下がり銘柄数は86、変わらずは7銘柄でした。
上昇率の高い順
(5803)フジクラ 16.30%高
(7731)ニコン 8.44%高
(9766)コナミHD 7.41%高
(7832)バンダイナムコHD 6.72%高
(6976)太陽誘電 5.99%高

下落率の高い順
(5406)神戸製鋼所 10.61%安
(6753)シャープ 6.02%安
(5801)古河電気工業 5.84%安
(5202)日本板硝子 5.58%安
(3436)SUMCO 5.00%安

〇米国株による影響
ダウ平均 0.78%高(271ドル高)
ナスダック 0.78%高
S&P500指数 0.60%高

ダウ平均は過去最高値まであと一歩。ハイテク比率の高いナスダックとS&P500指数は共に過去最高値を更新している強さからみても、雇用統計に対する警戒感はそれほど強くない印象です。これは日本株にとってプラス材料。

但し、相場に絶対はありません。
雇用統計が悪ければ「利上げ遠のき」ではなく「景気回復の遅れ」を嫌気した売りが出てくるかもしれませんし、過去最高値圏なので利益確定売りのキッカケになることも。日本は3連休を控えているので、やや弱気になりがち。雇用統計に対する警戒感が続いて、手仕舞いと手控えもあり。

〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 0.05%安
ドイツ(DAX) 0.33%高
フランス(CAC) 0.52%高

欧州市場は全面高。主要3市場ではイギリスが下げるも、僅かな下落なので全く問題無し。ドイツとフランスは続伸しており、この展開は日本株にプラス材料。

〇ドル円相場による影響
前日比で大きく動かず、株式相場への影響も限定的でした。

〇3連休を前に上値は重い
米国株高を受けて買いが先行するも、米雇用統計に対する警戒感(米国株が下落すれば日本株にマイナス材料)と、3連休中のリスクを回避する手仕舞い売りが上値を抑えました。後場は様子見ムードで全くといってよいほど動かず、値幅も僅か30円ほどでした。


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