ノーベル化学賞受賞者でエグゼクティブ・リサーチフェローの田中耕一氏らが開発した技術を活用したもので、島津製作所によると、こうした機器は世界初で、患者の負担を大幅に減らすことができるとのことです。
アルツハイマー病は発症前から脳内にアミロイドベータが異常蓄積し、神経細胞が死滅することで起きると考えられており、蓄積の兆候が分かれば、認知機能が低下する前に治療を開始し、症状を軽くすることも期待できるようです。
従来の蓄積の有無を調べる検査は、脳脊髄液を採取する手法や画像検査がありますが、費用が高額でできる施設も限られているそうです。
田中氏は京都市で記者会見し「今後も改良を積み重ね、世界全体として解決すべき大きな課題である認知症に対し、より多くの貢献をしていきたい」と述べたそうです。
アルツハイマー病を巡っては今月、エーザイなどが開発した治療薬「アデュカヌマブ」が米食品医薬品局(FDA)に承認され、日本でも審査が進んでいるそうです。
認知症の診断にあたり、長谷川式という方法もありますね。
それよりも正確に診断できるということなんでしょうね。
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