行政の研究機関などに向けて、変異ウイルスの起源や感染の広がりを調べる疫学調査を支援する目的で販売するそうです。
同日、コロナとインフルエンザのウイルスを1つのキットで診断できる抗原検査キットの承認を取得したことも発表したそうです。
英国型や南アフリカ型、ブラジル型などに見られる10種類の遺伝子変異を同時に検出できるとのことです。
PCR検査と同様に遺伝子を増幅させる仕組みで、検出にかかる時間は約90分で、画像認識技術などを使い多くの種類の遺伝子変異を同時検出できるそうです。
原理的には100種類以上の変異を検出可能といい、新たな遺伝子変異に対応することも検討するそうです。
デンカが約33%を出資する台湾企業のプレックスバイオと共同で開発したそうです。
プレックスバイオが発売済みの反応用装置や検出用装置と組み合わせて使い、試薬の価格は開示していないそうです。
同日、コロナとインフルエンザを同時に検査できるキットの承認を取得したと発表したそうです。
検体をキットに垂らすといずれかの感染が10分で判定でき、デンカの従来製品に比べて5分短縮したそうです。
デンカと大塚製薬が販売し、新型コロナとインフルエンザをまとめて診断できるキットでは、ニチレイバイオサイエンスの製品がすでに承認を得ているそうです。
この試薬がどの程度必要とされるのかはわかりませんが、有効活用されるといいですね。
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