北米などの海外市場で住宅やインフラ投資が増えており、工事現場で使う建機の出荷が伸びているようです。
輸出は62.7%増の1493億円で、北米や欧州、オセアニアなど中国以外の全地域で増加したそうです。
世界的な景気刺激策を背景にした住宅・インフラ需要に加えて、資源価格の上昇により鉱山で使う大型機械も堅調だったようです。
機種別では油圧ショベルが75.9%増の601億円、トラクターが82.6%増の166億円だったそうです。
国内向けは1.7%減の575億円で、民間の建設需要の回復が遅れており、4カ月連続の減少となったそうです。
主力の油圧ショベルが0.6%減の172億円、建設用クレーンが23%減の66億円だったそうです。
海外向けだけでなく、国内向けも早く前年実績を上回るようになるといいですね。