元祖SHINSHINさんのブログ

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土地の価値が下がっていく=建物で勝負するしかない

というのも、土台となり得るひとつの哲学かも知れない。
特に関東では、いつ大きな地震が来てもしょーがないのだし。

となると、すぐに思い浮かぶのは免震構造なのだけど、
しらべてみるとこれがまた、ギャンブル性が少々高いようにも思える。
横揺れには強いのだけど、縦揺れには弱く、つまり直下型地震の場合には、
たとえ免震構造でもどーなるかわからんというのだ。

また免震構造にすると、地下室ができないとか、建物の周囲を60cm以上空けないといけないなど、その種類にもよるようだが、いろいろと制約も生じてしまうとのことだ。

しかも、免震構造の実績が大手ディベロッパー筋に集中しており、
発注主からみると価格優位性というものがほとんどないようだ。

しかし、そこに風穴を開けようとしている会社もあって、
「さくら構造株式会社」というのがオモロイ仕事を手がけているようだ。

発注主とディベロッパー筋、両者の間にポジションを取って、
すでに数々の実績を上げており、興味をそそられる。

     *

他の角度では、やはり脱炭素建築物というのに興味を持つ。
トヨタが手がけているような、実験都市全体を脱炭素でリンクさせる手法は、これからの主流になっていくのではないか。

     *

箱物ばかり攻めたって、その中身である事業に内容がないと借金だけして倒産してしまうのだけど、その場合でも、建物に魅力があればなんとかなる可能性が高くなるから、考えてみても無駄ではないと思われる。

マイクロソフトのOSが変わるたびに、その発売前のプレ段階として、新ソリューション構築を安くするという手法がある。DELLコンピュータが、その手法を採る筆頭だ。
マイクロソフトは実証実験ができ、発注主は価格を抑えることができるという方法が、建築でもないとは限らない。

さくら構造株式会社や大学などに、
「縦揺れにも強い免震構造を、オイラが発注主として開発しませんか?」
などとアプローチしてみるのも、オモロイかも知れない。









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