訴訟に出るとしても、必ずこの遺産分割調停をしないとイケナイそうだ。
ここで和解できる可能性が、どの程度かは不明。
この段階で、もしも和解できたならば、
成功報酬は、6%。
ただし、訴訟まで至った場合には、
遺産の分割を拒否して知らんぷりすることは不可能。
必ず強制執行されるのだという。
しかし、別途契約金と、その他に成功報酬が、16%に跳ね上がる。
相手方は通常、仕方なく己の弁護士を雇うケースが多いだろうが、
敗訴が確定しているような場合には、費用を浮かすために敢えて雇わないこともありそうだ。
ワンコインでネットにて弁護士に質問してわかったこと。
「弁護士は勝訴を勝ち取るために働くので、その瞬間に成功報酬の支払い義務が生じます」とのこと。
つまり、土地の場合、それがいつ売れるか普通わからないのだが、
そんなことは弁護士は知らないということだ。
状況によっては、やはりリスクが大きすぎる。
売れたら成功報酬としないと、普通のヒトは敬遠するだろう。
でもそれだと、いつ売れるかわからない不利な案件と、弁護士にとっては成ってしまうので、「勝訴=すぐお金ちょーだい」という仕組みになっているようだ。
よほどのお金持ちでないと、普通の土地遺産分割で利用されることはないだろう。つまり、弁護士を使った気持ちになって、そのかかるであろう費用を元本に、売れたときの遺産額を関係者に配分した方が、ずっとイイ。