事業者はこのプラットフォームを通じて、スマホでシェアリングカーや宅配ロッカーを解錠できるサービスを利用者に提供できるようになるそうです。
自動車産業の付加価値がハードからソフトに移るなか、東海理化は従来のモノづくりに加えてサービス面での事業を強化するようです。
両社はデジタルキーをクラウドで管理・配信する「フリーキーサーバー」と、各事業者のスマホアプリでデジタルキーを使えるようにする「フリーキープラットフォーム」を開発したそうです。
東海理化の自動車向けキーに関する知見と、大日本印刷のセキュリティ技術を組み合わせ、両社はデジタルキー関連事業で2025年度に50億円、2028年度には100億円の売上高を目指すようです。
モビリティーや住宅産業の事業者は、同プラットフォームを利用すれば自動車やコインロッカー、家のドアをスマホで解錠できるサービスを提供でき、さらにコンサートやスポーツ観戦などでの電子チケットとしても使えるそうです。
デジタルキーの有効期限を設定できるため、シェアリングカーなどに一時的な鍵としても使えるそうです。
サービス利用者はスマホの専用アプリからデジタルキーをダウンロードでき、物理的な鍵が必要なくなるため鍵の受け渡し作業が不要になるほか、紛失や盗難といったトラブルも防げるそうです。
2023年度には世界共通のスマホと車の接続規格に合わせたプラットフォームの提供を目標にするそうです。
見込みどおりの売上げがあげられるといいですね。
6995:1,786円、 7912:1,895円