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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
2月15日 月曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、564円高の30084円で取引終了。
取引開始から30分足らずで3万円台を回復。その後は売りに押されて上げ幅を縮小させますが、後場に入ると再び強含み。最後の15分で一段高になると、ほぼ高値引け。
〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は2兆6038億円、出来高は12億7591万株。
値上がり銘柄数は1339、値下がり銘柄数は773、変わらずは81銘柄でした。
〇東証1部の業種別ランキング
28業種が上昇、5業種が下落
上昇率の高い順
鉱業、精密機器、石油・石炭、銀行、倉庫・運輸
下落率の高い順
空運、繊維、ゴム、海運、電気・ガス
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は163、値下がり銘柄数は59、変わらずは3銘柄でした。
上昇率の高い順
荏原製作所 12.30%高
オリンパス 12.22%高
国際石油開発帝石 6.36%高
日野自動車 6.19%高
凸版印刷 5.09%高
下落率の高い順
東邦亜鉛 6.62%安
楽天 6.49%安
SUBARU 3.36%安
三井E&Sホールディングス 3.04%安
SOMPOホールディングス 2.90%安
〇米国株による影響
ダウ平均 0.09%高(27ドル高)
ナスダック 0.50%高
S&P500指数 0.47%高
大きく動かず日柄調整中なので、日本株への影響も限定的。
〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 0.94%高
ドイツ(DAX) 0.06%高
フランス(CAC) 0.60%高
主要3市場が揃って上昇。ドイツは控えめですが、イギリスとフランスはしっかりした展開。こちらは日本株へのプラス材料。
〇ドル円相場による影響
朝は、1ドル104円後半。105円台をうかがう状況は株式市場にプラス材料。その後は、株高と相まって105円台へ。
〇GDPはポジティブサプライズ
20年10-12月期のGDPは前期比年率12.7%増になりました。
市場予想を大きく上回るポジティブサプライズ。設備投資は前期比4.5%増となり、3四半期ぶりの増加。消費は2.2%増、輸出は11.1%増で、共に2四半期連続で増加。
〇嬉しい誤算
高値警戒感による売りと押し目買いが交錯し、方向感の出ない展開を予想していましたが、嬉しい誤算となり取引開始から30分足らずで3万円台を回復。その後、上げ幅を縮小させますが、後場は再び買い戻されてほぼ高値引け。564円高の30084円まで上昇しました。
GDPでコロナショックからの回復が示されたものの、ここまで買われる材料として結論付けることはできません。
予想外の強さでしたが、空売りをせず買い付けだけで進めている為、嬉しい誤算になりました。ちなみに、コロナショック後の(今までの)上昇トレンドにおいて空売りは一度もしていません。全て買い付けです。
〇棚から牡丹餅
保有株があるので強い相場は歓迎。また下落を望むわけではありませんが、本日の3万円台回復は「棚から牡丹餅」と控えめにみておく方が良いかもしれません。言い替えると、潜在的な売り圧力が吸収されるのを(日柄調整か値幅調整)待ちたいところ。
3万円台回復は大きなニュース。
テレビやネットが賑わうかもしれませんが、私は冷静にみています。