たまたま血中酸素濃度を測定できるスマートウォッチを発見し、しかも値引きしていたので、速攻で買ってみた。
感じた点を以下に列挙してみる。
①なぜ割引なのか:血中酸素濃度を測定できるスマートウォッチが少ないため、その機能を備えていない機種は、コロナ対策として売ることができないと危機を感じ、値引き販売ラッシュが始まっている。一方で、それを見抜くことができなかったのか、オイラの手にしたスマートウォッチも、他メーカーに追随して値引きしてしまっている。
②多国籍商品ということで、添付している説明書のデキが最悪。まともな日本語になっておらず、その説明も不十分なので、もはや想像でスマートウォッチを操作するしかない状況。
③医療用として使用しないでほしいと、注意喚起されている。なるほど、体温を測定してみると、約1度ほど、手持ちの20秒測定体温計より低く測定されている。ある一定の気温条件下でしか正しく測定できない模様。冬で寒いときには、使えない。
④血中酸素濃度を測定してみた。98%となって、ここはある程度信用できるのか?
⑤脈も測定してみた。スマホと連動してAI診断してくれる。オイラには不完全右脚ブロックと幼いころに医者から言われたことがある。命に関わる不整脈ではないと。別の医者にそのことを言うと、そんな診断名はないと否定されたが。今でもたまにこの不整脈が測定されることがあるのだが、スマートウォッチのAI診断では正常と判定された。もっとも不整脈はいつでるのか誰にもわからないので、世の中には24時間ホルダー型心電図マシンなどが存在している。
⑥血圧に関しては、イイ線行っているように思えた。
スマートウォッチ現状の実力として、ないよりはマシで、参考程度にはなると思われる。今後のさらなる進化が期待される世界だろう。
また、肝心な血中酸素濃度なのだが、これを測定できたからといって、現状の医療体制だと入院できる保障はない。自分でこのモニター数値を眺めながら、『あー、もーすぐ死んじゃうんだ』みたいな運命をたどってしまう可能性が高い。
このことをオモロイと思うか、オモロクないと思うかは、あなた次第です。