2020年を象徴する出来事といえば、新型コロナウイルス一択です。業績を落とすところもあれば、巣ごもり需要やデジタル化の恩恵を享受する企業などがありました。ただ、巣篭もり需要の恩恵を受けていた小売業も株価の観点から見れば既に織り込まれてきており、
日本市場に限って言えば、安倍政権の終焉と菅政権の始まりとなります。菅総理は次の市場のテーマを模索する中で非常に重要な所信表明演説を10月26日に召集された第203臨時国会で行いました。
株式市場では古くから「国策に売りなし」という言葉があります。国の支援が入る国策事業には非常に多くの資金が動きます。その国策にそった投資を行う事で投資の効率を高める事ができますので、菅総理の所信表明演説に沿った流れでそれぞれの国策銘柄を追いかけていきたい思います。
今回の所信表明演説の骨子は次の通りです。
- 新型コロナウイルス対策と経済の両立
- デジタル社会の実現 サプライチェーン
- グリーン社会の実現
- 活力ある地方を創る
- 新たな人の流れをつくる
- 安心の社会保障
- 東日本大震災からの復興 災害対策
- 外交・安全保障
- おわりに 行政の縦割り、既得権益、そして、悪しき前例主義を打破し、規制改革を推進
今回はこの中で「新型コロナウイルス対策と経済の両立」の項目に注目して、GOTOイート関連に注目です。
GOTOイートに関しては、予算が上限に達したという事で一旦落ち着きを見せています。ただ、経済対策として予算の増額などが期待されていますので、ニュースがでれば再度息を吹き返します。今のうちに関連銘柄などをチェックしておきましょう。
GOTOイート関連銘柄一覧