大日本印刷がスマホから自動車を施錠解錠するデジタルキーを配信

TAROSSAさん
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大日本印刷(DNP)は、スマートフォンから自動車を施錠・解錠するデジタルキーを配信、管理する仕組みの提供を始めたそうです。
デジタルキーに必要な暗号鍵や電子証明書をつくり、自動車やスマートフォンに配信するそうです。
プラットフォームと関連サービスで2026年3月期に約10億円、2031年3月までに累計で84億円の売り上げを目指すそうです。

デジタルキーはスマホで車載機器と通信して、自動車の鍵を施錠、解錠する電子上の鍵で、今回提供を始めたプラットフォームは、デジタルキーのサーバーや自動車側でデジタルキーに対応して鍵を施錠・解錠するソフトウエアなどを含むそうです。
同社はデジタルキーと連携する車載機器メーカーや自動車メーカーなどを顧客にし、プラットフォームを利用したデジタルキーの導入を促すとのことです。

DNPは自動車側のソフトウエアの開発で顧客企業を支援し、自動車、スマホ用のサーバーや、予備の鍵として使えるICカードなどを開発するそうです。
2023年ごろにはデジタルキーを導入する自動車メーカーやカーシェア事業者などが共同で安価で利用できるデータセンターの運用を目指すようです。

デジタルキーを巡っては2019年に国土交通省がカーシェアの広がりを背景に、スマホを自動車の鍵として利用することを認めたそうです。
同社はICカードの発行やデジタルの本人確認サービスなどで培ったシステム構築のノウハウがあり、デジタルキーの新たな需要に対応するそうです。

スマホで自動車の鍵が開けられるといいですね。
そのためには、しっかり安心・安全も確保してもらいたいですね。

7912:2,040円
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