好材料が重なり日経平均は大幅高、節目の23000円を・・・

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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


8月13日 木曜日

日本株について
本日の日経平均株価は、405円高の23249円で取引終了。
多くの好材料が重なり、後場の高値では473円高になるところがありました。その後は少し売られますが、400円を超える大幅高。

〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は2兆5583億円、出来高は14億1149万株。
値上がり銘柄数は1478、値下がり銘柄数は615、変わらずは80銘柄でした。

〇東証1部の業種別ランキング
27業種が上昇、6業種が下落
上昇率の高い順
精密機器、電気機器、医薬品、サービス、その他製品

下落率の高い順
鉄鋼、空運、海運、繊維、不動産

〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は148、値下がり銘柄数は71、変わらずは6銘柄でした。
上昇率の高い順
(4183)三井化学 8.58%高
(5332)TOTO 5.44%高
(9735)セコム 5.25%高
(4704)トレンドマイクロ 5.16%高
(4543)テルモ 4.45%高

下落率の高い順
(6841)横河電機 6.50%安
(3405)クラレ 5.58%安
(5411)JFEホールディングス 3.75%安
(1963)日揮HD 2.97%安
(5401)日本製鉄 2.92%安

〇米国株の大幅反発は大きな買い材料
ダウ平均 1.05%高(289ドル高)
ナスダック 2.13%高
S&P500指数 1.40%高

ダウ平均は前日の下落から倍返し。
ハイテク比率の高いナスダックは2%を超える大幅高。
S&P500指数も、ほぼ倍返し。
この展開は、日本株に大きな買い材料。

〇ハイテクに買い材料
ナスダックは大幅高、業種別でも情報技術が大幅高に。
これは日本のハイテクに買い材料。

〇アップル関連株に買い材料
ダウ構成銘柄では、アップルが上昇率トップで3.32%高。

〇半導体関連株に大きな買い材料
米国株では半導体関連株が暴騰。
インテル 2.08%高
クアルコム 6.40%高
エヌビディア 5.44%高
テキサス・インスツルメンツ 1.91%高
マイクロン・テクノロジー 1.51%高
AMD 7.45%高
フィラデルフィア半導体指数 3.36%高

これを受けて、日本の半導体関連株も買われました。

〇銀行株に売り材料
米国株では、全11業種のうち金融のみ下落。
長期金利の上昇で買われてきましたが、本日は利益確定売りに押される展開に。
これは日本の銀行株にマイナス材料。

〇欧州株の続伸は買い材料
ドイツ(DAX)0.86%高
フランス(CAC)0.90%高
イギリス(FTSE)2.04%高

前日の欧州市場は全面高。主要3市場も2%前後の大幅高になっていましたが、米国株の後半失速が反映されておらずアテにならない状況でした。本日は米国株が一転して買い戻され、これで欧州にも安心感が広がり続伸。この展開は日本株への買い材料。

〇ドル円相場による影響は限定的
朝は、1ドル106円後半。この水準は前日の株式相場で織込んでいる為、影響は限定的だと考えていました。
その後、僅かに円安方向へ。一方で、株価は「円高株安」にはならず株高へ。

〇続伸


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