日経平均全面安、特大陰線ほぼ丸坊主が出現

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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


7月31日 金曜日

日本株について
本日の日経平均株価は、629円安の21710円で取引終了。
多くの売り材料が重なり、取引開始から右肩下がり。大きな節目となる22000円で一旦下げ止まるも、下抜けると更に下げ幅を拡大させました。後場も買い戻されることはなく、600円を超える下げ幅になりました。


〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は2兆7815億円、出来高は16億7899万株。
値上がり銘柄数は134、値下がり銘柄数は2032、変わらずは7銘柄でした。

〇東証1部の業種別ランキング
上昇した業種はありません。33業種全てが下落しました。

下落率の高い順
ゴム、海運、鉄鋼、パルプ・紙、鉄鋼

〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は14、値下がり銘柄数は211、変わらずは無し。
上昇率の高い順
(2802)味の素 11.35%高
(6762)TDK 8.05%高
(6504)富士電機 7.17%高
(2282)日本ハム 5.59%高
(4689)Zホールディングス 5.49%高

下落率の高い順
(6857)アドバンテスト 14.93%安
(3105)日清紡HD 14.58%安
(6752)パナソニック 13.29%安
(4902)コニカミノルタ 10.03%安
(6301)小松製作所 8.58%安

〇米国株の下落は売り材料
ダウ平均 0.85%安(225ドル安)
ナスダック 0.43%高
S&P500指数 0.38%安

ハイテク比率の高いナスダックは上昇しましたが、他の2指数が下落。GDPが過去最大の落ち込みになるも、547ドル安から225ドル安まで戻した展開は僅かな安心感に。それでも、日本株に対しては売り材料という印象。

〇欧州株の大幅安は大きな売り材料
ドイツ(DAX)3.45%安
フランス(CAC)2.13%安
イギリス(FTSE)2.31%安

これだけ大きく下げると、大きな売り材料。

〇円高株売り
1ドル105円の節目で底固く推移してきましたが、深夜から緩やかな右肩下がりになってしまい、早朝は104円70銭まで円高進行。105円を回復すれば株売りは限定的、105円を割り込んだままだと少し売り材料になると考えていました。株と為替は連動することが多い為「株が先か、為替が先か」になりますが、円高株安が進み104円前半まで円高進行。

〇週末の手仕舞い売り
外部環境の悪化で、リスクを回避する手仕舞いが出てくると考えていました。

〇25移動平均線を割り込みました


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