大手損害保険4社が、住宅向け火災保険料を令和3年1月に全国平均で6~8%引き上げる方向で調整に入ったようです。
近年の自然災害の多発で保険金の支払いが膨らんだことを受けた措置のようです。
4社は東京海上日動火災保険、損保ジャパン、三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険です。
台風や豪雨などの災害が多い地域で、契約内容によっては値上げ幅は10%を超えるとみられています。
大手損保が払った保険金は台風被害で令和元年度は約1兆2千億円に上り、2年続けて1兆円を上回ったそうです。
各社は令和元年10月に保険料を値上げしたばかりですが、今回の引き上げは平成30年度の保険金が増加したことに伴う措置のため、令和元年度も保険金の支払いが膨らんでいる状況を考慮すると、今後もさらに引き上げが続く可能性もあるとのことです。
今回の九州の災害もかなり大規模なものになりそうですね。
となると今後もさらなる引き上げが続くんでしょうかね。
8766:4,705円、8630:3,738円