投資歴20年のmasaさんのブログ
新型コロナに対する楽観的な見方で投資するのは危険
情報誌に掲載されました
詳しい内容はHP上段に書いています。
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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
6月19日 金曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、123円安の22478で取引終了。
前場は高く寄り付いた後に前日値付近まで下落する寄り天。後場は買い戻されると、高値揉み合いのまま取引終了。
〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は2兆8398億円、出来高は15億5593万株。
値上がり銘柄数は1043、値下がり銘柄数は1033、変わらずは90銘柄でした。
売買代金は急増しましたが、指数のリバランスに伴う売買が膨らんだことで増加。
〇東証1部の業種別ランキング
18業種が上昇、15業種が下落
上昇率の高い順
空運、証券・商品先物、精密機器、水産・農林、小売
下落率の高い順
鉄鋼、非鉄金属、海運、ゴム、保険
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は80、値下がり銘柄数は139、変わらずは6銘柄でした。
上昇率の高い順
東京エレクトロン 7.13%高、沖電気工業 2.96%高、横河電機 2.77%高、アドバンテスト 2.54%高、マルハニチロ 2.37%高
決算が好感された東京エレクトロンが突出した上昇に。
下落率の高い順
東洋製罐グループHD 3.59%安、ディー・エヌ・エー 3.51%安、神戸製鋼所 3.31%安、リコー 3.17%安、三菱マテリアル 3.15%安
〇米国株による影響は限定的
ダウ平均 0.15%安(39ドル安)、ナスダック 0.33%高、S&P500指数0.06%高。方向感の出ない小幅な上下なので、日本株への影響は限定的。
〇欧州株の下落は売り材料
ドイツ(DAX)0.81%安、フランス(CAC)0.75%安、イギリス(FTSE)0.47%安。こちらは売り材料。
〇ドル円相場による影響は限定的
1ドル107円の攻防が続いています。前日比では大きく変わらず、株式相場への影響も限定的でした。
〇2銘柄を除けば日経平均は小幅高
東京エレクトロンが60円、ファーストリテイリングが43円、それぞれ日経平均を押し上げています。これを除けば、僅か20円高。東証1部全体では騰落半々、日経平均採用銘柄では値下がりの方が多くなっており、控えめにみると勢いは感じられず。
〇疲れが出ている
連日書いています通り、相場に疲れが出ている印象。本日も同じ見方をしています。
激しい値動きで疲れが生じ、積極的に売買する投資家が少なくなっています。
前日と似た感じ。
値幅は限られ方向感も出ず。戻りの強さを示すも上値追いは弱い。
3営業日続けて「下ヒゲの長いローソク足」になりました。
ローソク足の読み方 基礎2
〇新型コロナウイルス感染、第2波は時間の問題か
移動制限解除など・・・良いのか悪いのか悩ましいところ。
経済をまわすことは重要ですが、気が緩んでくると感染者が急増するかもしれません。このバランスが究極に難しい。感染者が急増すれば、また緊急事態宣言となり多くの店が休業・イベントの自粛につながることも。こうなれば、前回の努力が水の泡。
しっかりと検証した上での投資なら良いですが、新型コロナに対する楽観的な見方で投資するのは危険だと思い続けています。