昨年、つまり令和1年5月の電気使用量は、783kWh、支払金額は17,130円だった。その年、まだ太陽光パネルの売電価格は高額を維持しており、263kWhを売電して12,624円の収益となっていた。
本年、つまり令和2年5月の電気使用量は、195kWh、支払金額は4,441円。
太陽光パネルの売電価格は契約切れで激安となっており、257kWhを売電して、2,184円の収益となっている。
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同居していた大御所は、令和1年4月に他界しており、5月での比較ならば居住条件に違いはない。昨年と本年とで計測日数に3日ほど違いはあるが、それを考慮しても電気代が激安になっている。
ただひとつ異なっているのは、電気給湯器の違いだ。
昨年は、購入して14~15年経ており壊れているとわかってはいたが、金を惜しんで騙し騙し旧式の電気給湯器を使用し続けていたのだった。しかしとうとう、本年3月に電気代が4万円を突破かつ水道代も高騰してしまい、もーダメだとなってコロナ社製のエコキュートに切り替えた。
となると、結論はこうなる。
「とっととエコキュートに切り替えた方が、我慢して旧式な電気給湯器を使用しているよりも、もっとコストが下がった可能性が高い」
言い換えると、
「旧式な電気給湯器の故障がブレイクして電気代が月4万円を超すまで我慢するなんて、愚の骨頂」
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さらに考察すれば、月々の電気代をモニターすることによって、使用状況に差はないのに、ジリジリと電気代が上がり始めた場合には、電気給湯器やエコキュートに異変が生じている可能性が高い。
ハウスメーカーのメンテ部によれば、電気給湯器、エアコン、トイレの便座がもっとも電気代のかかる家電なのだという。
以上のことより、その中でも電気給湯器がもっとも電気代に影響を及ぼす家電である可能性が高まった。
言い換えると、電気代が高いとお嘆きで旧式の電気給湯器を使用している向きには、その犯人はまず旧式の電気給湯器である可能性が高い。
エコキュートは現在、そのあまりの人気のなさに本体価格が暴落している。
最新機種でも、同様である。
買い換えるのなら、今でしょ。
PS:たった今、このブログを書きながらハウスメーカーのメンテ部担当に電話をした。オイラの所有している実データをすべて提供したいと申し出たところだ。旧式の電気給湯器をいまだに所有している向きに、大きなセールストークになること必至。強く興味を持っていだだけた。