自宅の東側は、1,000坪ほどの他人名義の畑になっている。
数日前の夜8時頃、自宅の東側にあるキッチンで食事をしようとしたとき、
突然、扉の向こう側から鈴の音がするのであった。
チリン、チリチリチリ~ンといった感じで、かなり大きな音だった。
その鈴の音が、数十秒の間をおいて、3回鳴ったのだった。
ホントウに、扉一枚向こう側に何かが存在している、そんな感じ。
夜中に畑の持ち主が農作業でもしていて、携帯の音でもしたのだろうか?
それとも、あの世から伏見稲荷系列な何者かがやって来て、
「おらっ、お前の背後霊としてあの世から来てやったぞ、バカヤロウ」的な挨拶なのだろうか?
どっちにしても、かなり怖いのだが。
いっそのこと、扉を全開にして確認してやろうかとも思ったのだが、
ちょうど久しぶりに白米が炊き上がった瞬間だったので、
この際、面倒くさいので、白米をかっ喰らうことにしたのだった。
味噌汁も焼き魚も焼き海苔も、白米の炊き上がりにあわせてスタンバっていたのだから、意味不明な鈴の音なんかにかまっていられないのだった。
その翌日、オイラの体重は2kgも増えていたのだった。
これは、恐怖よりも食欲の方が勝るという、ある種の実験結果になるか?
PS:過去に大御所も若くって健在だったとき、東京にいた親戚のお通夜へよった帰りの自家用車の中で、やはり鈴の音を聞いたことがある。鳴り方は似ているのだが、そのときはもっと小さな可愛い感じの音だった。耳のあまりよくない大御所も、この音を聴いていたので不思議な思いをしたものだった。