日経平均2万円回復でも、厳しい決算で慎重派が増える

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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


5月15日 金曜日

日本株について
本日の日経平均株価は、122円高の20037円で取引終了。
取引開始直後に300円近く上昇しますが、右肩下がりになって60円安で前引け。後場は買い戻されるも20000円を回復すると上値が重くなり、122円高で取引終了。


〇東証1部の売買代金と騰落状況

売買代金は2兆1444億円、出来高は12億9329万株。

値上がり銘柄数は1411、値下がり銘柄数は704、変わらずは56銘柄でした。


〇東証1部の業種別ランキング

24業種が上昇、9業種が下落

上昇率の高い順

鉱業、サービス、倉庫・運輸、海運、機械


下落率の高い順

不動産、水産・農林、食料品、医薬品、証券・商品先物


〇日経平均採用銘柄の騰落率

値上がり銘柄数は155、値下がり銘柄数は69、変わらずは1銘柄でした。

上昇率の高い順

DIC 8.55%高、マツダ 5.65%高、ディー・エヌ・エー 5.18%高、SCREENホールディングス 4.92%高、サイバーエージェント 3.94%高


下落率の高い順

日清製粉G本社 10.97%安、三菱地所 8.75%安、マルハニチロ 5.81%安、シチズン時計 5.52%安、あおぞら銀行 5.17%安


〇米国株の反発は買い材料

ダウ平均 1.62%高(377ドル高)、ナスダック 0.91%高、S&P500指数 1.15%高。3指数揃っての反発は買い材料ですが、勢いが続いて24000ドルを回復するのか、再び下落転じるのか分からない状況。下げれば日本株への売り材料になる為、「自律反発」を好感する買いは限定的という印象。


〇欧州株の大幅安は大きな売り材料

本日は欧州株が全面安になっています。3市場も揃って大幅に下落。ドイツ(DAX)1.95%安、フランス(CAC)1.65%安、イギリス(FTSE)2.75%安。欧州勢からの日本株売りが出たはず。


〇ドル円相場による影響は限定的

1ドル107円前半で推移しており、株式相場への影響は限定的。

107円前後が居心地良さそう。でも、同じ水準でじっとできないのが相場です。


〇日経平均2万円を回復

3日続落していたところで米国株高。「押し目買いを待つ投資家の背中を押した」という感じです。但し、東証1部の売買代金は2兆1444億円しかなく閑散相場。旺盛な買い戻しで売りを吸収したとはいえません。「閑散相場に売り無し」という言葉もありますが、「モロい上昇」であることも少なくありません。


〇チグハグな上昇で垣間見える迷い

業種別での騰落状況を見ると、内需は弱めですがチグハグな上昇。


〇厳しい決算で慎重派が増える

新型コロナによる甚大な影響で、多くの企業が(先行きを含めて)大変厳しい決算になっています。少し乱暴な書き方をすれば異常な悪化。この状況では慎重になる投資家も増えそう。日経平均の値動き・売買代金・騰落状況などを踏まえると、裏付けできる感じです。


〇ものは考えよう

「厳しい決算が多い」でも、見方を変えれば「絞り込みやすい」。


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