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マクドナルドが持ち帰り需要が大きく伸び営業最高益予想を維持
日本マクドナルドホールディングスは12日、9年ぶりの営業最高益となる2020年12月期の業績予想を維持すると発表したそうです。
新型コロナウイルスのまん延で店内飲食を中止していますが、ドライブスルーなど持ち帰り需要が大きく伸びており、コロナの影響は限定的とみた投資家の買いが入り、この日の株価は年初来高値で引けたそうです。
4月の既存店売上高は前年同月比6.5%増で、外出自粛や平日の在宅勤務が広がり、ドライブスルーや宅配サービスでマクドナルドを利用する人が増えたそうです。
家族分のまとめ買いが増え、同月の客単価は31%増と過去最高の伸び率だったそうです。
同日発表した2020年1~3月期の連結決算は、売上高が前年同期比5%増の722億円で、直営店とフランチャイズ店を合計した全店売上高は6%増の1418億円だったそうです。
夕食需要の取り込みを狙った新商品「ごはんバーガー」など食べ応えのある高単価商品が人気を集めたそうです。
営業利益は同8%減の77億円で、200円以内の「ちょいマック」のテレビCMなど広告宣伝費が増えたほか、直営店の宅配サービスを広げるための費用もかさんだそうです。
ただ通期の営業利益予想に対する進捗率は27%で、同社は「想定通り」とのことです。
吉野家ホールディングス、ドトール・日レスホールディングスなど外食大手が相次ぎ業績予想を未定とする中で、マクドナルドの足元の既存店売上高は底堅いようです。
この日の株価は5470円と、コロナ前の昨年10月に付けた高値5570円に迫っているそうです。
昨年の高値に追いつき、追い越せるでしょうかね。
2702:5,470円、 9861:2,351円、 3087:1,745円
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