スチームクリーナーで大失敗して即廃棄し、怪しげな電動ダイエットベルトで騙されそうになったがすでに犠牲になっていたスペイン酒場のママに救われ、TV通販には懲りていたのだが。
このあいだ購入したフライパン、フレーバーストーンに関しては、ホントウに使いやすくって気に入った。揚げ物以外なら抵抗なく使用できて、洗うのが楽。揚げ物をするとさすがにコーティングが傷むと思って、揚げ物だけは今まで使用していた金属製のフライパンにしている。
今回購入したターボプロベーシックというのは、フレーバーストーンと同じくTV東京の通販番組:ショップジャパンで知った掃除用電動器具。風呂場やキッチンシンクなどを充電式の掃除機に似たパイプの先端に、取り替え可能なブラシを装着し回転させながら洗浄を行うというもの。
長さがあるので、天井などでもブラシが届きやすく、また風呂釜を洗うときにかがむ必要もない。価格も高いと感じるほどでもないので、失敗してもかまわないと思い購入してみた。
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商品が届き説明書を早速読むと、使える洗剤が限られると判明した。
弱酸性、中性、弱アルカリ性は使用できるが、
研磨剤入りは▲、酸性、アルカリ性は不可とある。
オイラの場合、リンレイのウルトラハードクリーナーがお気に入りなのだが、これがなんとアルカリ性なので、バカ正直に考えれば組み合わせができない。なんとか使用してみたいので、念のために各社に確認を取ってみた。
リンレイ:機材やブラシが傷むというよりは、ブラシと強いpHによる化学変化によって風呂釜などが痛むことを考慮して、そのように記載されているのではないか。詳細はネットジャパンに確認して欲しい。
ネットジャパン:(過去のデータを調べてくれた上で)詳細なデータは提示されておらず、おそらくは機材やブラシの劣化を恐れてそのような記載になっていると思われる。
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たいして高額でもないし割引購入なのだから、これは実験してみる価値があると判断。なにかオモロイことがわかったら連絡する手はずとなった。
早速、充電して(充電は2時間で、1時間稼働とある)、リンレイのウルトラハードクリーナー・バス用防カビ剤入りを使用し、ターボプロベーシックで風呂釜を洗浄してみた。
風呂釜にまんべんなくウルトラハードクリーナーをスプレー散布し、ターボプロベーシックのスイッチを入れる。それなりに重さと回転力があって、片手では安定できない。両手で支えてブラシを風呂釜に当てた。瞬間、見事な泡立ちが風呂釜を覆っていった。泡立ちがひと通りするまで5分もかからない。おそらく2~3分くらいか。数分待たずにシャワーで泡を洗い流す。
洗い流したあとの風呂釜を指で触ると、つるつるピカピカになっているとわかった。前回風呂釜を洗浄したのは、おそらく数年ぶりで10ヶ月ほど前。そのときには手洗いで、やはりウルトラハードクリーナーを使用していたので、かなり綺麗になっていた。今回は、さすがに湯垢が気になりだしたという程度だったので、落ちて当たり前ともいえようが、なにより早くってラクに洗浄できるってのが最大の売りだろう。
しかも、2~3分で風呂釜洗浄できるのだから、時間放電があるにせよ1回の充電でかなりの回数、使用できそうだ。大いに気に入った。