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百貨店大手5社の3月売上高はコロナで「過去最大の落ち込み」
大手百貨店5社が1日発表した2020年3月の売上高(既存店ベース、速報値)は全社が前年同月実績を3~4割下回ったそうです。
新型コロナウイルスの感染拡大によって、訪日外国人(インバウンド)の需要が激減し、東京都などによる外出自粛要請を受けた時短営業や臨時休業も影響したようです。
全社の売上高が2019年10月以降、6カ月連続で前年同月を下回ったそうです。
大丸松坂屋百貨店は43%減、高島屋は35.1%減、三越伊勢丹は39.8%減、そごう・西武が31.9%減で、エイチ・ツー・オーリテイリングが38.1%減だったそうです。
大丸松坂屋やそごう・西武は「過去最大の落ち込み。東日本大震災やリーマン・ショックの影響を上回った」と話したそうです。
中国当局が1月末に実施した団体旅行の規制に加え、日本政府が3月9日に中韓両国からの入国制限を強化したことで訪日客が大きく減少したそうです。
大丸松坂屋の免税売上高は前年同月比で97%減、高島屋は92%減、三越伊勢丹は90%減で、特に訪日客の人気が高い化粧品販売が不振で、大丸松坂屋の化粧品の売上高は6割落ち込んだそうです。
営業縮小も減収につながったようです。
大丸松坂屋は大丸東京店など全16店を3月に一時休業し、高島屋は一部の店舗で休業や営業時間を短縮、三越伊勢丹は営業時間を縮めたそうです。
時短営業などは足元でも続き、大丸松坂屋は14日まで一部店舗で営業時間を短縮するほか、三越伊勢丹は首都圏の6店舗を4日、5日、11日、12日に休業するそうです。
高島屋も一部店舗で3月31日までの予定だった時短営業を当面延長したそうです。
海外からの観光客が減ったことに加え、自粛モードに入り、百貨店業界は大きな打撃を受けていることでしょうね。
しばらく時間はかかりそうですね。
3086:871円、8233:941円、3099:595円、3382:3,463円
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