小売店でトイレットペーパーやティッシュペーパーの買い占めが相次いでいるようです。
27日は熊本県内の店頭から商品が姿を消し、28日は佐賀県や鹿児島県など各地で同様の買い占めがみられたそうです。
「新型肺炎の影響でトイレットペーパーがなくなる」というデマ情報が出回ったためとみられ、製紙業界団体は「在庫はある」として冷静な対応を呼びかけているそうです。
佐賀市内のドラッグストアでは28日午前10時の開店前に約100人が行列をつくり、開店と同時にトイレットペーパーに加えてティッシュペーパーも次々と売れていき、店側は急きょ「家族1個限り」と張り紙をして対応に追われたそうです。
買い占めは27日に熊本県内で相次いだそうです。
マスクやアルコールの品薄に続いて「トイレットペーパーの不足が予測されている」との書き込みや、商品がなくなった店の写真の投稿がツイッターに相次いだためのようです。
しかし、国内の製紙業39社が加盟する日本家庭紙工業会によると、国内で流通するトイレットペーパーの原材料はマスクとは異なるパルプなどでほとんどが国内生産されているとのことです。
同会の担当者は「商品を切らしている加盟者は1社もない」と飛び交う情報を否定し、冷静な消費行動を呼びかけているそうです。
「エリエール」を展開する大王製紙は「マスクの増産で影響を受けることはありません。現在もフル稼働で生産しています」とのことです。
「クリネックス」の日本製紙クレシアも「マスク増産によって生産に影響が出ることは全くありません」とコメントしたそうです。
「ネピア」で知られる王子ネピアも「マスクは不織布からできており、トイレットロールはパルプから出来ているため原材料が異なります。弊社工場では、適正在庫を持っており、通常通りの生産体制です」として、影響を否定したそうです。
どうしてこういう時期に心無いデマを流す人がいるんでしょうね。
軽い気持ちで投稿する人が多いんでしょうかね。
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