NYダウが新型コロナの拡大懸念で一時960ドル下落

[TAROSSAさん]

27日の米株式市場でダウ工業株30種平均は前日比で一時約960ドル下落し、2万6000ドルを割り込んだそうです。

安全資産とされる米国債の買いが強まり、長期金利は過去最低を更新したそうです。

新型コロナウイルスによる肺炎が企業の生産活動や個人消費を圧迫するとの懸念が広がり、投資家がリスク回避姿勢を強めているようです。

ダウ平均は6日続落で始まり、米東部時間午前10時半（日本時間28日午前0時半）時点で約830ドル安の2万6100ドル台で推移しており、12日に付けた過去最高値（2万9551ドル）からの下落率は10%を超えたそうです。

マネーは安全資産とされる米国債や金に向かっているようです。

米債券市場では長期金利の指標となる10年物国債利回りが1.25%台に下がり、過去最低を更新し、金のニューヨーク先物価格は1トロイオンス1660ドル近くと、約7年ぶりの高値圏にあるそうです。

米ゴールドマン・サックスは27日、新型コロナの広がりが米企業業績を圧迫し、2020年の1株当たり利益の増加率がゼロになるとの試算を公表したそうです。

マイクロソフトなどのハイテク企業は、一部の部門で業績予想の未達を公表したそうです。

米疾病対策センター（CDC）は26日夜、カリフォルニア州で経路を確認できない新型コロナの感染事例を発表し、米国で初となる「市中感染」となる可能性があり、市場全体に警戒が広がっているようです。

海外にも広がっていますね。

通常の生活に戻れるのは、いつになるんでしょうね。